トイ・ストーリー3の試写会に行ってきた。(ネタバレなし)


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昨日、AMN主催の「トイ・ストーリー3ブロガー試写会」に行ってきました。トイ・ストーリー2が10年以上前の作品ということですから、本当に久しぶりの新作です。

僕はトイ・ストーリーは前作、前々作ともに上映当時に映画館で観ました。当時、あの絵のタッチのアニメーションはとても新鮮に感じたことを覚えています。1と2って、ストーリーは言い方は悪いかもしれないけど、良くある感じですよね。事前情報を何も得ずに行ったので、今作もそんなノリなのかなあと思って気軽な気持ちで参加しました。

以下に感想を述べます。基本的にネタバレはありませんが、公式サイトですでに公開されているストーリーで判明している部分までは言及します。ご了承ください。
感想
まず率直な感想から言えば、過去に見た映画の中でも最も好きな作品のひとつ、そう言えるくらい素晴らしい映画でした。トイ・ストーリー3は2D・3D両方で上映されるんですが、今回の試写会は「映像よりもストーリーに注目して欲しい」という主催者側の思いから、2Dでの上映となりました。彼らがなぜそうしたのか、見終わった今ならとても良くわかるんです。それだけ、物語として素晴らしく、本当に感動させられました。

子どももいつか大人になって、おもちゃでは遊ばなくなる。これ自体は当たり前のことです。多少のノスタルジーはあるにせよ、そこにそれほど感情移入するという人は、なかなかいません。昔遊んでいたおもちゃを捨てたときのこと、覚えていますか? ところがトイ・ストーリーでは、おもちゃたちに人格が付与されている。観ている僕らは「捨てられるおもちゃたち」を、「捨てられる人たち」に錯覚するんです。これによって感情移入が深まるんですね。

僕はここに、昨今の不安定な社会状況の投影を感じてしまいます。不況によるリストラ、就職難、もしくは特に日本に多い自殺者に例えても良いでしょう。この場合、彼らの絶対的な所属母体は「社会」ですし、作中のおもちゃたちの場合はそれが持ち主である「アンディ」なわけです。そこから「必要ない」と言われてしまったら…今作ではそこがまず最初のハプニングとして存在します。(公式サイトに書いてある通り、それは勘違いなわけですが…)

作中では様々なトラブルが起きつつも、根源にはアンディとおもちゃたちの関係性が中心に描かれています。その描写が非常に精緻で、まるで質の良い小説を読んでいるような感覚がありました。一見、子ども向けに見えてしまうアニメーション映画ですが、今作は大人こそ楽しめる作品だと思います。

そろそろ、まとめましょうか。簡単に言ってしまえば、「泣ける映画」なんですよ。ただ、いわゆる「セカチュー」とかの「泣ける映画」とは全く違うわけです。喜怒哀楽がぎゅっと詰め込んであって、それらに、いろんな方向に心を動かされた結果「泣ける」。ただ哀しいだけではない、涙とともに何か心に充足を感じる、そんな映画です。

トイ・ストーリー3、僕は超おすすめです。映画館で、3D版も観てみようと思っています。みなさんもぜひ!
写真
今回の試写会は、都内某所にあるディズニーのスタジオで行われました。スタジオの中の様子を撮影してきたので、貼っておきますね。


入り口入ってすぐにミッキーがお出迎え! これは家の玄関に置きたい。(実際は広さの都合で無理です…)


受付はこんな感じ。


でっかいバズ。置くなら庭か。(実際は庭はありません…)


ダンボールでできてるミッキー! これならデスクに置ける…っていうか普通に欲しいですこれ。


今回のポスター。ウッディたちの哀しげな表情が印象的ですね。

トイ・ストーリー3は7/10公開です。観たらぜひ感想を教えてくださいね!

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